早合点してよくとちってしまうおっちょこちょいな私は、手作り中にもよくとちっておっちょこちょいな間違いをしてしまいます

「半額」の言葉に惹かれ、ついつい買ってしまった１６２円の和菓子が、
８１円となる筈なのに、１６２円のままであった。
さて、お店に抗議するのか、それとも、何事もなかったように立ち去るのか。

ここまでが、昨日の話の続きであった。

当方、曲がったことが好きではない。ミシンの縫い目も、曲がってしまうと
非常にストレスを感じる。よって、半額になっていない和菓子に対し、
異議を申し立てずにはいられなかった。

こちらから戦いを挑むとは言え、威圧的に出て相手にへそを曲げられて
しまうのは、あんまり気持ちがよくない。

曲がったことは好きではないが、事を荒だてるのも好みではないので、ここは
仕立てに「半額って書いてたんですけど・・・」と遠慮がちに申し出た。

店員さんが店内捜索に向かい、【半額】札を持って戻ってきた。

３２４円
半額
１６２円

お店に間違いはなかった。当方のおっちょこちょいな早合点だったのである。

ところで、”おっちょこちょい”と言えば、どことなく抜けていて頼りない
イメージだが、似たような言葉である”ちょちょいのちょい”は、
的確で素早くて頼れるイメージである。

おっちょこちょいは、この先も治りそうにないので、せめて手作りの腕くらいは、
ちょちょいのちょい、とこなせるようになりたい。

おっちょこちょいの私は、ちょちょいのちょい、と手作りできないので、本日は
ご紹介させて頂く一品がないのでござる・・・。

長々と書いておきながら、本当に申し訳ござりませぬ。

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