
以前ご紹介申し上げた
【あまり好みではない生地を使い切るために作った小物】
リボンを縫い付けている土台が、”あまり好みではない生地”である。
昔むか〜し、当方がまだまだ乙女だった頃、ストーンウォッシュのジーンズが
流行ったことがあった。
社会人にもなっていない乙女な当方には、お金がなく、かと言って、流行を
追いたい年頃で、ならば、作っちゃえ! という勢いでストーンウォッシュもどき
の生地を買い、スカートを作った。
その残骸が、前述画像の小物入れでござる。
しかしながら、話はまだ終わってはおらぬ。
何かにつけ大雑把である割には、中途半端な数字が好きではない当方は、
布を130センチで購入する、だとか80センチで購入するという技が、
乙女時代にはできなかった。
130センチであれば150センチ、80センチならば100センチという
<50>か<00>の単位で買わないと、何となく心にわだかまりを抱えて
しまうのである。
そもそも、作り方に掲載されている布の用尺には、多少の余裕があるようで、
そこに加えて、20センチほど多く買い足せば、布に余りが出るのは、
当たり前だのクラッカーでござる。
で、余った布をどうするのか、となるわけだが、何かにつけ面倒くさがり屋
の当方は、余った布をどうするのか考えるのが面倒になり、ついつい後回し
にして、何年もの間、眠らせてしまうことになる。
眠りから覚めた布が、白雪姫のような輝きを放ってくれれば、『よっしゃ。
ええもん作りまっせ!』と意気込むのだが、流行りものというのは、
時が経つにつれ、輝きが衰える。ストーンウォッシュもしかりでござる。
だからと言って、輝き衰えた布を何もせず処分してしまうのも勿体ないため、
家着として↓を仕立ててみたのである。

上にTシャツかポロシャツを着、裾をパンツの中に入れれば、一気に、
ストーンウォッシュ時代を体験できること請け合いでござる。
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