持病について少々〜発病踏み出し編〜
某市民病院の外科を受診した。
<院長>のネームプレートを付けた男性医師が、
脚、腕がどのようなときに痛くなるのか、いつ頃から
痛くなり始めたのか、など、症状を一通り問診したのち、
痛い部位の触診に入る。
院長は、先ず手始めに、脚の付け根を触診し、脈を確認
した。
「確かに、脈が弱いですな」
と仰る。徐々に、下へ下へと触診部位をずらしながら
丁寧に脈を確認し、つま先までを終えると、
「確かに、全体的に脈が弱いですな」
と仰ったのだが、だからどうこうする、という対策を
取られた記憶がない。
投薬された覚えはない。
大病院への紹介状を書いてくださった覚えもない。
「様子を見て、ひどくなったらまた来てください」
という診断だったように思う。
「病は気から。気のせい気のせい。やっぱり病院に
行かなくてもよかったんじゃないの。寝てれば治る」
病院嫌い民間療法好きの母は、そのように楽天的に
申していたのだが、やはり事態は快方することなく、
ひどくなっていく。<続>

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脚、腕がどのようなときに痛くなるのか、いつ頃から
痛くなり始めたのか、など、症状を一通り問診したのち、
痛い部位の触診に入る。
院長は、先ず手始めに、脚の付け根を触診し、脈を確認
した。
「確かに、脈が弱いですな」
と仰る。徐々に、下へ下へと触診部位をずらしながら
丁寧に脈を確認し、つま先までを終えると、
「確かに、全体的に脈が弱いですな」
と仰ったのだが、だからどうこうする、という対策を
取られた記憶がない。
投薬された覚えはない。
大病院への紹介状を書いてくださった覚えもない。
「様子を見て、ひどくなったらまた来てください」
という診断だったように思う。
「病は気から。気のせい気のせい。やっぱり病院に
行かなくてもよかったんじゃないの。寝てれば治る」
病院嫌い民間療法好きの母は、そのように楽天的に
申していたのだが、やはり事態は快方することなく、
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